6月12日の礼拝は、『かしこよりきたりて』というタイトルで高尾牧師よりメッセージを
取り次いでいただきました。
Ⅱコリント5章9節~10節。イエス様が天にあげられた後、教会が誕生しました。
初代教会は、イエス様の愛と恵みに対する感動、多くの人が加えられる喜び、そして
イエス様が再びこの地に来られるという希望(再臨)がありました。
しかし、イエス様が再び来られると聞いて、テサロニケの教会は落ち着きを失ったり、
仕事を辞めたりする人がいました。
私たちも、地震や飢饉の噂を聞いて、世の終わりは近い、と思うかもしれません。
しかし、イエス様は「終わりがきたのではありません。」と言われます。イエス様がいつ
来られてもいいように過ごすとともに、私たちにはキリストにある希望があるのだから、
最後の日まで、落ち着いた生活をし、成すべきことを精一杯やり遂げたいと思います。
再臨の日というのは、最後の審判とも思われる神の裁きの日でもあります。すべての
人が、自分のしたことによって裁かれ、報いを受けます。しかし、イエス様が私たちの
全ての罪のために十字架で死なれ、私たちの罪の判決を受けてくださったのです。
イエス様を信じる人は、誰も罪に定められることはありません。神の裁きの日が
「福音(良き知らせだ)」と、パウロが言っているとおりです。
また、この世にあっては、受け入れがたいこと、矛盾や困難がありますが、その全てに
対して、神様は正しい裁きを行ってくださるのです。
イエスキリスト再臨と、正しい裁きを覚えながら、1日1日イエス様との交わりの中で
感謝して歩んでいきましょう。