9月11日の礼拝は、『聖徒の交わり』というタイトルで高尾牧師よりメッセージを
取り次いでいただきました。
使徒信条の「聖徒の交わり」からです。キリスト教は、交わりの宗教と言われます。
私たちには罪があり、神様に近づくことも出来なかったのに、イエス様が十字架の上で
私たちの罪の罰を身代りに受けてくださいました。だから、私たちの罪は赦され、神様の
子どもとされ、神様と親しい交わりが持てるようになったのです。
そして、神様にあって家族となった兄弟姉妹とお互いに交わりを持って生きるように
されたのです。
とはいえ、私たちは罪赦された罪人です。問題が出てくることもあります。だからこそ、
まずはイエス様がくださる豊かな愛を自分が十分に受けて、イエス様から愛をもらって
他の人を愛するのです。
「聖徒の交わり」とありますが、聖書でいう「聖徒」とは、特別な聖人ではなく、「神様の
ものとされた者」という意味があります。イエス様を信じる者はすべて聖徒なのです。
そして、この「交わり」とは、「共有する、共に」という意味があります。
キリストを信じることによって与えられる恵み(罪の赦し、神の子どもとしての特権、
永遠の命、天の住まい、聖霊、平安、希望、神様への奉仕、使命、喜び、約束、心
からの賛美、祈りあう友など)を、礼拝や様々な機会を通して、共に味わうのです。
そして、自分に与えられている賜物を生かして用いるのです。賜物は、自分のためで
なく、お互いのために使うことによってはじめて生かされるのです。
イエス様の十字架の贖いによって、神様の子とされた私たちは、お互いのために
賜物を用いて仕え合い、交わりを喜ぶことが出来ますように。