マタイの福音書6章12節。「私たちの負い目をお赦しください。」主の祈りの
続きです。負い目とは、神様や人に対して当然すべきことをしないことです。
私たちは、誰かを傷つけたり、迷惑をかけてしまっている、、こともあるでしょう。
神様に対してすべきことを、出来ていないかもしれません。私たちは毎日、
赦される必要があるのです。
私たちの負い目を負ってくださったのがイエスキリストです。イエスキリストの
十字架によって、私たちの罪や負い目は赦されたのです。ゆえに、父なる神様に
赦され、受け入れられているという恵みを日毎に受け取ることが出来るのです。
イエスキリストは、、「私も私たちに負い目のある人たちを赦しました。」と、祈る
ように言われています。赦すことより、仕返しをしたり、恨み続けるほうがいいように
思ってはいませんか?でも、仕返しや復讐をしても、失ったものを元通りに
することは出来ません。やられたらやりかえす、では、怒りはいつまでも続きます。
復讐の怒りの連鎖は止まりません。心も冷たくなり、体調も悪くなってしまいます。
怒りを持っていると、すごく疲れます・・・。
イエスキリストは、赦すように言われました。でも、そう簡単に出来ることでは
ありませんね。傷つけられた方は、辛い思いをしているのですから。しかし、
イエスキリストは、どれほど大きな犠牲を払って私たちを赦してくださったこと
でしょうか?
この、イエスキリストの愛をもらって、赦せるように祈るなら、神様は助けて
くださるのです。