2016年12月21日水曜日

『イエス・キリストの系図』


 12月18日の礼拝は、『イエス・キリストの系図』というタイトルで高尾牧師よりメッセージを
取り次いでいただきました。





 マタイの福音書の系図は、イエス・キリストが架空の人ではなく、歴史上の人で
あり、預言通り、アブラハム、ダビデの子孫としてお生まれになったことを示して
います。そして、原文を見ると、これから書き記す福音書は、イエス・キリストによる
新たな創世記だと、マタイは述べているのです。

 さて、この系図を見ると、イエス・キリストの母マリヤの他に、4人の女の人の
名前が書かれています。タマルは、夫の父親ユダと関係をもち、ラハブは売春婦、
ルツはロトとその娘の間にできた子の子孫であるモアブ人であり、ウリヤの妻
バテシェバは、ダビデ王と不倫をした女の人でした。

 なぜ、このような人が救い主の系図に書かれているのでしょうか。確かに、この
女の人たちは皆、罪深く失敗し、悲惨な過去を持ち、苦しい状況の中にいました。
しかし、神様の恵みが注がれ、守られ、変えられた人たちなのです。

 神様は、暗闇の中にいた人も見捨てず、愛と赦しをもって誕生されたことを、
この4人の女の人を通して伝えているのです。

 また、この系図は14代毎に区切られ、イスラエルの絶頂期、下降期、低迷期に
分けられています。神様は、どん底状態の時、救い主であるイエス・キリストを
誕生させてくださいました。

 神様は、たとえ目に見える状況がどうであっても、ご自分の約束を守られる
方です。私たちの置かれている状況に関係なく、それを超えて、豊かに働くことの
できるお方なのです。この系図は、こうしたことを伝えているのです。


 神様、私たちのためにイエス様を誕生させてくださったことを感謝します。私を
見捨てず、愛し赦してくださることを感謝します。どんな時も、神様が働いてくださる
ことを信じます。アーメン。